随分と気になっていた「夢をかなえるゾウ０」を読みました。このシリーズは何回読んでも面白い。今回は、「夢は持つ必要があるのか」「夢ってなんだ」ということが大きな問いとしてストーリーの軸になっています。その問いにこたえるべく課題が出されるのですが、その一つ一つに意味があり、読んでいてなるほどなぁと思ったり、自分もそれをやっているなぁと考えながら読みました。今の時代をうまく反映してつくられています。
そして、むちゃくちゃ読みやすい。その一つは、様々な偉人の言葉や最近の話題のこともうまい具合に織り交ぜながら話が進んでいくのです。偉人は、聖徳太子からスティーブ・ジョブズという長いスパンの人が出てきます。そして、ホントかなぁと思うこともありますが、何だか納得してしまうんです。
ネタばれしない程度に気になっとことを書くと
〇自分を大切にして正直に生きること
〇苦しいときに「助けて」と言える人間関係をつくること
〇過去の出来事を「伏線」ととらえて、希望を持ち続けること
〇お互いを支え合い、喜びを今日できる仲間がいること
そして、「最高の行動を選択し続けた人間は、本人がまっとく想像しなかった形で夢をかなえる」、という「天命追求型」の考えにも触れていました。自分の「夢」が何なのか、ワクワクすることって何だろう・・・この夏整理してみようと思いました。色んな人に出会って、いろんな価値観にふれて、いろんな経験をこれからもし続けていこう・・・、そう思って本を閉じました。
素敵な本でした。おすすめです！！！
しかし、私の勝手な感想ですが、ガネーシャが西川先生に思えてしまうときがあるなぁ・・・・。
