先週行われた、学び合いサークルの振り返り。”モデルベース学習（図式や図式化を明示的に学習活動に組み込むことで深い学びに導く方法）”という学習法について、その内容と実際に生徒として、授業を体験しました。
QNKSという思考方法を使い、具体的に、理科の第2分野の教科書の内容を読んで、「梅雨が起こって明けるまでのしくみを説明しなさい」という問いに答えることです。その手段として、ブレイクアウトルームで3人程度に分かれ、グループでグーグルスライドで他の人のものも参考にしながら、思考を図式化して、最後に文章で解答するのです。
実際にやってみましたが、実際に言葉を組み立ててながら対話をする中で、言葉（用語）を吟味するようになり、「わかったつもり」がなくなります。また、ICTを使うことで、書く作業のエネルギーを思考にまわせることができるし、何回も試行錯誤できます。そして、他人の思考の様子をみることができます。できるだけきれいな図にすることで、頭の中が整理され、それが引き出しやすくなるとも考えられるそうです。
校内の研修では、ロイロノートの使い方などの講習は受けましたが、実際の授業の例でＩＣＴの使用の仕方を学べたのは、自分の教科での可能性が見えてきました。やはり、「習うより慣れろ」ですね。数学の証明でつかえるかなぁとぼんやり考えています。
ありがとうございました。
