今週から授業が本格的に始まりました。新しい学年での授業ということもあり、自分が主として担当する学年の員の名前(苗字のみ)を暗唱して、生徒の前で呼名をしました。3クラスですので、まあだいたい90人程度という事になります。
幸いなことに、区の到達度テストがあったので、試験監督をしている時に、ずーっと座席表と生徒の顔をみながら暗記です。さらに、家に帰って、ぶつぶつ言っていると、息子が「ねえパパ、テストしてあげる」と暗唱につきあってくれました。止まってしまうときは、ヒントを与えてくれて、記憶のフックがかなり増えました。
それなりに時間をとって、今日を迎えました。生徒には、「私の名前を憶えるえてくれたから、私も君たちの名前を憶えてきた。もしかしたら間違ってしまったらごめんね」という語りから、行いました。
結果は、ほぼ完ぺきな暗唱です。最後の名簿の生徒を呼んだ後、「以上!」と私が言った後、生徒からは拍手。その後の授業は、どのクラスもむちゃくちゃやりやすかったなぁ・・・。
個人的には、「名前を憶える」ことが、生徒とのコミュニケーションの第一歩だと考えていますので、多少の労力があってもやる価値はあるかなぁと感じています。
家に帰って、早速家族に報告。特に息子に「ありがとう。パパ無事にできたよ。」と、お礼を言うと、「そりゃよかった。」となんだかいつもと逆の立場での会話になりましたが、なぜか嬉しかったんですよね。
生徒の名前を憶えることを通して、6年生の息子とのコミュニケーションをはかる。なかなか私にとって良い取り組みでした・・・・。さぁ、明日は何を語ろうか・・・。