かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

ご先祖様に・・・

 昨日、お盆の送り火を行いました。送り火は、迎え火の逆をすればいいのですが、お供え物で、白玉を添える風習が妻の実家にはあります。以前は、妻がつくっていた白玉は、いつの間にか娘が作るようになっていました。そして、今回は息子が中心となってつくってくれたのです。

 団子のつくりかた、火の加減、取り出すタイミングなど、息子の相談役は娘が担当で、その指示に素直に息子従っていました。なんだか、姉弟仲良くで作業している姿をみると、嬉しく思ってしまいます。そして、娘の相談役は妻、妻の相談役は妻の母、そんな相談する階層ができていて、いつの間にか出来上がりました。

 そして、お供え物をした後、みんなで美味しく食べていると、娘が「そういえば、パパは何やってたの?」と聞かれたので、「うん、暖かく見守っていたよ。」と応えたら、息子が「え、それって、何もしてないんじゃん・・・」と、突っ込みが入り、家族で笑いが起こりました。

 ご先祖様に「家族が仲がいい」ことが伝わったんじゃないかなぁ・・・。ま、昭和以前にはなかった父親像かもしれませんね。