今日、6月22日は、息子の11回目の誕生日。この日は、私の人生にとっておめでたい日でもありますが、やらかした日でもあるのです。
私の当時の記録には、以下のように記録してありました。
朝3時、妻が陣痛を起こしたので病院に連絡。少し様子をみる。５時、いよいよつらいので病院に行くことになった。診察によると、入院になり出産は午後になるという事で、出勤した。4時間目（12時40分）が終わり、ダッシュで帰宅。（当時は、家までは1時間ちょっとかかります）。携帯には、12時に分娩室に入るという連絡が入っていました。電車の中で、もう無理かな、と思っていた。2時頃到着。そして、分娩室へ。その時、ちょうど生まれた。感動。どことなく娘に似ている。2時間も待っていてくれたのだ・・・。
そんなことが書いてありました。
当然、家族からは、「なぜ職場に行ったのか？」と責められます。そのことを知らない当の息子まで言います。ま、今の自分だったら、過去の自分自身に対し、「馬鹿者！」と言ってやりたいくらいです。ただ、当時は「何を優先すべきか？」の基準が売れていたんですね。
今日も、夕ご飯を家族で食べていたら、妻には「私を置いて仕事を取ったのね・・・」、娘からは、「信じられない・・・」、息子は「待ちづかれたよ・・・」と、笑いながら突っ込まれました。もちろん、私は何も言えません・・・。でも、こうやって私の過去の失敗を笑いながら話ができるというのはいいものです。過去は変えられませんが、そこから学ぶことはあります。「何を大切にしなければならないのか？」ということを考えるきかっけの日でもあります。「家族仲良く健康で・・・」ですね。
生まれてくれてありがとう。健やかに育ってくれてありがとう・・・。
素敵な1日でした。
