坂本光司さんの「日本で一番大切にしたい会社」を読みました。
ずーっと前に、オンライゼミ(https://bit.ly/3lMsgHn)で紹介されていましたが、ようやくという感じです。
実際に読んでみて、何のために「会社」は存在するのかということを深く考えるきかっけになりました。
この本では、「会社経営とは『5人に対する使命と責任』を果たすための活動」であるとして、経営の目的を以下の5つに定めています。
1 社員とその家族を幸せにする
2 外注先・下請企業の社員を幸せにする
3 顧客を幸せにする
4 地域社会を幸せに、活性化させる
5 株主を幸せにする
そして、自分たちにしかできない仕事をしているオンリーワンの会社、物ではなく、心を大切にしている会社を紹介していました。
① 『日本理科学工業株式会社』(チョーク)
② 『伊那食品工業株式会社』(寒天メーカー)
③ 『中村ブレイス株式会社』(義肢装具メーカー)
④ 『株式会社柳月』(菓子メーカー)
⑤ 『杉山フルーツ』(果物店)
この5つの会社すべてに当てはまるのが、「利益」ではなく「社員」を大切にしていることです。「社員」の幸せのために会社がある・・・・。そしてその中には、必ず経営者の願い(ビジョン)があるんですね。そのビジョンが明確で、ブレないからこそ、継続できるということなのです。
また、会社経営の第一義は、社員とその家族の幸福を追求し、実現すること、ということも書かれていました。学校も、非営利組織ではありますが、個人的には、「子ども」もそうですが、「先生」も大切にできる職場でありたいと思いました。
そこで、『伊那食品工業株式会社』の経営理念には、興味を持ちましたので、塚越会長の本を新たに購入しました。「年輪経営」について学んでいこうと思います。
あぁ、また読む本が増えたなぁ・・・・。