かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

異動して1か月半過ごして感じたこと・・

 働く年月が長いと、当たり前ですが、自分よりも段々と若い世代が多くなってきます。若さはエネルギーでもあるので、「これをやりたい!!」「こうしたい!」ということを聞くと、それが全体のことを考えて前年踏襲でなければ、アドバイスをしたり、途中まで伴走をしたりして、実現できるように応援をすることが増えました。

 そうであっても、私はその人の代わりをすることはできないから、最後はその人自身で決めることになります。上手くいかなかったり、空回りしてしまったり、やらなかったらよかったんじゃないか・・・なんて思っている場合もあるかもしれません。

 異動して新しい学校で過ごしてみて、若い先生が修学旅行やら運動会など大きな行事で全体を動かしています。見ていると、いつも上手くというわけにはいかないようです。だから、相談を受けることがあります。「子どもの指導がうまくいかない」「中々教員全体が動いてくれない」「心おれそうですよ」・・・・・・・そんな時、「ゴールは、今ではないから、結果を焦んなくてもいいよ。卒業式で笑顔であればいいんじゃない。」「その子を変えようとしないほうがいいよ。分からない子はわからない。集団を変えた方がいいよ。」「もし、保護者が何か言ってきたら一緒に対策を考えよう。」「その問題は、○○先生の課題じゃないよ。」「分からない人にわからせようとするとすとれすがたまる。わかる人を増やして、その人たちにおねがいすればいい」・・・と『学び合い』のセオリーや、自分がオンラインゼミで相談しての回答を少し入れながら返答をするようなりました。

 もちろん、相談されない時は、こちらからは行動を起こさないで、様子をうかがうようにしています。異動前は、身近な全ての課題に関わろうとして、余計問題が大きくなってしまうことがありましたし・・・。まぁ、私自身のできる限界もだんだんとわかってきたし、優先順位もわかってきたので、少しはマシになったかな・・・。

 そんなこんなで、自分ができる範囲で、自分ができることを取り組むように意識するようになったような気がします。自分の職場での目的の一つは、「自分にとって働きやすい職場にしていく・・・」なんていいなぁと、異動して1か月半過ごして感じたことですね・・・・。

 焦らず、凡事徹底です。