3月オンラインゼミ③(https://bit.ly/3lMsgHn)
〇西川先生は、自分がやらないといけない仕事として、予算、スペース、人事に関することを挙げている。その基準はどのようにつくられたのか。
大学では、自分がより有利に楽に動きたいと思っている。給料も上がりたいと思っている、ただ多くの先生は、それをどういう風にやったらいいかを知らない。でも、幸いなことに、先輩に恵まれたから、先輩がどうやって解決したかを見ることができた。やがて、それに関する仕事も下請けとして任されたことで修行をした。普段やらないような仕事だから、そういう先輩がご退職になったら、俺がやらないといけない。
そのため、優れた先輩の姿を見て、そしてそれを手伝っているうちに、そのやり方を学んで、自分がやらなければいけない時期になったとしたら、最善でやる。それをやらないと自分が損だから。
〇「誰と出会うか」が大事ということなんですか。
誰と出会うかだと、相手に依存する。過去と他人は変えられない。でも、未来と自分は変えられる。だから、僕にとって非常にありがたい先輩だけど、その先輩はすべての人にとってありがたい先輩とは限らない。結局、私がその人にとってありがたい後輩であったから、その先輩はありがたい先輩になってくれたんだと思う。
もともと、その先輩はいい先輩であったが、その関係を維持して僕のことを第一優先にしてくれたのは、僕自身が有能であって付き合うべき人間であると判断されたから。ただしだれと付き合うかは、人を見ればいい。それなりの先生は、人が寄ってくる。口だけの人は寄ってこない。
上司は選べないけれど、どの人と付き合っていくかは、自分で判断することができる。人を見ながら自分で選択して、経験を積み上げていくということなですね。それは、「当たり前」なことなんですね。だからこそ、ネットワークは強みというわけです。