かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

一緒にいるだけで、与えてもらっているんだなぁ・・・

先日の日曜日、息子が地域のマラソン大会に出場しました。1年生の時に申し込みをしたのですが、コロナで延期になっていたものです。先週、下見をしていたので、コースの方は問題ありませんでしたが、病み上がりでしたの体力面が心配でした。

 昨日の段階で体調は回復していたので、昨日息子に「どうする?」と聞きました。しばらくして、「うーん、出たい。」という回答。「じゃあ、がんばりなさい。でも、咳が出たら歩きなさい。」ということで、出場することに。

 4年生以上ですので、集合場所までは子どもだけで構わないことになっていて、元気に「行ってきまーす」と言って出かけた後ろ姿を見ると、ほとんど回復したかなと安心しました。

 息子のレースの出発時刻を確認して、妻とコースである商店街で買い物をしているふりして待ち伏せ。先頭集団から少し遅れて息子が走ってきました。こちらをちらっとみて、さっと走り去りました。ちょっと辛そうに見えましたが、前を向いて走る姿は、なぜが堂々としていました。

 その後、妻と「いい走り方しているね。」「なんか、大人になってきたね。」「あんな真剣な表情をすることがあるんだね。」「どんな5年生になるんだろうね」・・・・と、息子の成長を2人で話しながら帰りました。そして、「子どもたちもいるから、毎日楽しく過ごせているんだねぇ」という話ににもなりました。一緒にいるだけで、与えてもらっているんだなぁ・・・。

 そんな会話をしながら、私や弟と一緒に過ごした日々は、どんな思いだったのだろう、と自分の親のことを、ふと思ってしましました。