かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

焦らず人を紡いで・・・・

 先週は、2回目の4年生での算数の授業。4年生の学年主任の先生のクラスも行ったので2コマ分行いました。

 

 前回行ったクラス(担任1年目のクラス)は、2回目ということもあり、前回話した「誰一人として見捨てないクラスを目指すことはみんなにとって「得」である」ということから、全員達成を目指すために「あなた」は何ができますかという問いかけをして始めました。全員達成をするためのアイテムとして、ネームプレートを使って、視覚化をすることで、動きやすくもしました。そして、社会人になったときに必要な能力として、「自分ができなくても、他人の力をかりてでもいいから、できるようになること」を最後の語りで付け加えて終わりました。

 

 もう一つのクラス(学年主任のクラス)では、前の週と同じ内容を語り、同じような授業を行いました。「失敗はない。」という西川先生のアドバイスがどれだけ心強かったか・・・。「えぇっ、もう授業終わりなの!」という子どもたちの声をきくほどでした。放課後、2つのクラスの先生と少し話をしました。

 

〇 全体で答え合わせをしない 

〇 グループを指定しない 

〇 まとめをしない

 等、一斉授業で行っている事の逆をしている理由を聞かれたので、「一斉授業よりもまし」、ということを伝えました。そして、「子どもたちの幸せ」を考えた時に、「多様で多数の人とつながること」こそが大切であり、そのためのツールとして教科があると考えている、ということも付け加えました。

 

 その他、色々と聞かれたので、私の考えを伝えました。そしたら、来週もお願いできますか、という事に・・・。さらに、4年生の他のクラスの先生や隣で副校長先生も聞いていたので、順調に和が広まっています。

 わかる先生はわかるんですね・・・・。焦らず人を紡いでいこうと思います。