かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

余計なことをしない・・・

 中学1年生の数学は、「空間内の平面と直線」という内容を行っています。まあ、空間内で平面が決定する条件やら、空間内の直線や平面の関係・・・、「ねじれの位置」などを行います。用語は少ないのですが、一つ一つ丁寧に説明をしていくと、時間がかかるし、余計に分からないくなってしまうような内容です。例えば、「直線と平面の垂直の説明」は、私は昔から説明の仕方に悩む内容でした。だから、毎回、ぼーっとする生徒や寝てしまう生徒が増える単元でした。

 でも、『学び合い』をするようになって、マシになりました。教科書の内容をさらっと説明をして、机上に立体模型などの道具を置いて、タブレットも使わせながら、教科書の問題を課題にしました。すると、まあそれぞれのペースでできるので、やるわやるわ・・・。

 「直線を含むと交わるの違い」「回転の軸を含む平面」「平面と直線のつくる角度」などの言葉の意味をそれぞれで説明をしあっていました。しかも、質問している生徒が、質問されてこたえるのに混乱をしている姿を見ていると、「いいぞぉ~。」なんて、ニヤニヤしながら様子を見ていると、生徒から「何楽しんでるんですか~」と、ちょっかい出されるくらいにもなってきました。余計なことをしない・・・ですね。