1月7日オンラインゼミ(https://bit.ly/3lMsgHn)の振り返り。
学期の終わりに数学の授業に対する感想や意見を聞くのですが、その記載の中で、「『学び合い』の授業をしてからケアレスミスが減りました。」という記載がありました。これは、他人対話することで「ケアレスミス」が減るということだと思いますが、西川先生はどう考えますか、という質問。
社会においてのケアレスミスのチェックは、色んな人にみてもらうこと。で、個人のテストのケアレスミスが減るは、金井さんが考えていることも大きいと思うけど。あとは、一番問題になるような子は、数学ができようができまいが、どうでもいいと思っている。数学を勉強することに意味を見出していないわけ。でも、みんなが何点以上とるということの意味を見出したらば、自分でも一度チェックする。なぜチェックするのかと言われたら、「絶対に取りたい」と思うかどうかだね。
私は、「ケアレスミス」というのは思い込みからくるので、自分で気づくのはなかなか難しいのではと考えています。でも、『学び合い』をすると、いろんな人と対話をするから、他人に指摘されることで思い込みに気づき、自分の枠がはずされていく…それが、ケアレスミスの減少につながるのではないか…と考えるようになりました。つまり、「対話」するとで、ケアレスミスが減るのです。
自分の力ではできないことでも、他人の力を使えばできる一つの例だと思います。生徒の意見や感想から、思い込みに気づかされます。子どもたちは有能だ・・・。