かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

少なくとも前の年よりもマシ・・・

 来年度の教育課程作成の時期になって、それとともなって教育計画の作成する時期にもなるわけです。その一つの資料として、年度末反省というものがあります。

 私が日本に帰国したての時、年度末反省は、文句というか感情的な内容が結構多くて、見ると心が痛むというか、カオスだったことを鮮明に覚えています。

 そこで、仲間とちょっとずつ変更をしてきました。まずは、課題だけでなくそれの対する解決案を出すことをお願いしました。そして、書いてあるものすべてに返答するよう担当の先生にお願いをしました。もちろんそれに対する批判はありましたが、地道にお願いをすることで、徐々に、感情的な書き込みは減ってきました。

 次の段階で、年間を通して年度末反省を記入できるようにました。すぐに対応した方がいい課題については、必要な手続きをして対応です。その結果、年度をまたいでの対応することが減るので、年度末の仕事が減ります。

 さらに、分掌等で検討のする時間を増やしたり、それに対する回答する時間を作ったり、、、、毎年何かしらトライ&エラーをすることで、無理のないモデルチェンジができるようなシステムができつつあるかなと感じています。

 まぁ、そうは言っても「うーん。それは貴方の感想ですよね」とか「物理的に難しいだよなぁ」「自分でやってみてよ・・・」などと思ってしまう意見もまだあります。でも、建設的な意見が若い先生から出てきているのも事実です。そう考えると、このやり方がベストというわけではありませんが、少なくとも前の年よりもマシになっていることは事実かなと思いました。

 自分たちが「得」になるような職場にしていこう・・・、そう思ってくれる仲間をさらに増やしていこうと感じました。ま、あとはビジョンだなぁ・・・。