かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

その時その時の「出会い」で、うまい具合に進路選択ができているなぁ・・・

 オンラインゼミ(https://bit.ly/3lMsgHn で、仲間が「30代40代中学校教員が一学級担任でいることと、学年主任でいることとどちらがいいか」という質問がありました。ちょっと間があっての回答。

 

 学級担任、私は一介の教授にしか過ぎないけれど、学長にはなりたいと思わない。でも、これなかなかハード。人間は老いるから。どう考えても若い教員の時代は、かなり能力が稚拙でも、若いだけでアドバンテージがある。独身であれば、時間をいくらでも費やせる。でも、歳をとればとるほど、体力も落ちるし、自分がコントロールできる時間も限られる。となると、もしかしたら管理力という道もあるかもしれない。どこまで、一介の教師でたたかえるか。吉本の芸人が、芸人でありつづけるのは厳しい・・と思う。

 

 なるほど・・・。確かに、生徒の年齢は13~15歳の間で変わらないけれど、自分の年齢はどんどん離れていく。生徒との共通の話題も減ったし、徹夜もできなくなったし、テストの午後に年休をとって、昼から飲みに行って、次の日まで飲む体力もなくなりました。さらに、結婚もしたし、子どももいるから自分の時間も限られている・・・・。働く環境は、常に変わっていくわけですね。

 自分の教員人生も折り返しであることは確かであるので、自分のこれからの立ち位置を考えることはあります。少なくとも自分の仕事に対する「幸せ」の基準、それは、「諦め」ではなく、「ワクワク」するかどうかでの選択です。まぁ、そんな難しく考えなくても、自分の人生を振り返ると、その時その時の「出会い」で、うまい具合に進路選択ができているなぁと思います。だから、きっとこの先も結果的には大丈夫・・・、そうやって未来に期待しようと決めました。

 

 そして、薦められた「風姿花伝花伝書)」を読んでみようと早速買いました。でも、古文のような感じだったので、ちょっと意味が分かりにくかった・・・。そんなわけで、訳がついている本を新たに購入しました・・・。