かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

イクメンで行こう!・・・

イクメンで行こう!」という本をオンラインゼミで紹介されていたので、読みました。この本は、筆者の方の実体験から、「男性が育児にチャレンジすると、ビジネススキルも大きく伸びるという確信している」という考えで書かれています。

 

 読み終わって、学んだことは、時間制約があるから、業務効率は格段に向上する。同時並行で物事を処理する能力やリスク管理能力も高まる。様々な人とやりとりするのでコミュニケーション能力が上がる。このように、育児をするとこんなにも「得」であることです。

また、「個人」や「組織」のタイムマネジメントは仕事の質の向上のために行うことが必要である、とも書いてありました。教員の世界であっても、時間は有限です。「組織」での約束の共有や、個人でできることは個人にゆだねられるような集団をつくる必要があると感じました。

 このように、子育てのことだけでなく、今後の自分の働き方のヒントになることがたくさんありました。

 

〇 イクメンは、子どものためならず、老親のためなり、未来の自分のためなり(将来、自分が親の介護をするとき、将来、自分がこどもに介護をしてもらうとき、かつて子育てで人並みの苦労をした経験が活きてくるということ)

 

〇 お金のため、名誉を手にするため、自分のため、いずれもがんばる動機にはなるだろう。しかし、人は愛する者のためにこそ、本気でがんばることができるのではないか。そして、本気で頑張ることができる人だけが、仕事でもめざましい成果をあげることができる。

 

〇 管理職なのに17時に帰宅するための、タイムマネジメントについても、成果主義主義の危険なことは、時間に制限がない。そのため、健康が損なわれる、家庭生活の破綻、社会的信用失墜の危険性がある。特に、「組織」のタイムマネジメントをどう考えていくかが大切である。

 

でもやはり、

『「こどもが乳児期に、夫がいっしょに子育てをやってくれたかどうか」が妻が夫への愛情が回復するかしないか関係している。』

という一文が、自分の今後、幸せになるためには、この内容は一番、重い内容でした・・・。