かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

「家庭」って・・・

 先週の木曜日から昨日の日曜日まで、2人の子供たちを私の実家に預けていました。年度の終わりと始まりで妻も私も帰りが遅くなることが予想されたので、ヘルプをしたのです。まぁ、こうやって助けてもらえるだけでもありがたいなぁと思いながら、両親に感謝しながら子供たち2人を送り出すことに。

 最初は、何だか妻も私も自由を得たような感じで、それぞれの時間を自分のために使っていました。2人きりなので、結婚したてのことを思い出したり、子どもが巣立った後のこと、異動された先生の話や新年度の職場の様子のことを話題にしながら、もしかしたら、息子や娘から寂しくて電話かかってくるんじゃないかなど、そんな感じでした。

 でも、金曜日の夜あたりから、ゆっくりと本を読んだり、好きな番組を見たりとそれぞれが自由に過ごしていましたが、話題の中心は子どもたちの話が主になってくるのです。帰ってきても、朝起きても、子どもたちの姿がない、・・・。たった数日ですが、日常の大半を子どもたちと一緒に過ごしていたという、「当たり前」のことを実感しました。そして、その「当たり前」のことは、実はそう長くはないということも・・・。

 日曜日に子どもたちが帰ってきて、いつもの4人の生活に戻りました。が、私の中で何かが変わった・・・・。子ども中心で生活することは自分自身の時間的な不自由さはありますが、「家庭」ってそれ以上の価値がある。そう改めて思いました。そして、私の両親に対しても感謝をしつつ、できる範囲で、出来ることを親孝行をしていこうとも思いました。今度は家族で帰省だな・・・・。