昨日、漫画の本棚を整理し終わった後、娘が本屋に行くといって外出しました。しばらくしたら、急いで帰ってきて自分の部屋をガサガサしていたので、「どうしたの？」と私が聞きました。すると、「本屋でレジでお金を払おうとしたら、ポチ袋にいれてあったお金がない」、ということでした。ま、お金を落としたんです。彼女自身で通ってきた道をしばらく探したようですが見当たらず、結局部屋にもなく、お金はみつかりませんでした。娘は大泣きです。「何でなくなったの？確かに、カバンに入れたのに・・・。」と、しばらく部屋にこもって、出てきませんでした。
娘が落ち着いたタイミングで話をしました。5000円を無くしたということでショックだったようです。で、私の方から、「まずは、慌てて帰ってきて事故やケガが無くてよかった。どうしたら次そういうことが起こる可能性を低くできるかな？」ということを話し合いました。色々と話を聞いて、「ポチ袋に入れていたからだと思う。だからきちんと財布にいれて管理する。」、という結論になりました。そんなわけで、今度娘とお財布を買いに行くことになりました。
娘との話の後、妻が娘のいないところで、「さすが経験者だね。お金はなんとでなるよね。ほんと怪我無くてよかったよ。」と、笑いながら会話をしました。まぁ、香港に赴任した直後にスリにあい、50万円近くカード被害にあったり、さらに、その後2年連続タクシーに財布を忘れているもんだから・・・、そこから学んだことは数知れずです。
彼女の人生において、この「お金を無くした」という経験を意味のあるものとして彼女自身に気づいてくれたらと願っています。
