新学期に入り、廊下には書初めが貼られています。4クラスすべて貼られると結構見ごたえがあります。私が廊下を歩きながら見ていると、国語科の先生がいたので「結構うまい生徒いますね。」と話しかけました。すると、国語科の先生は、「そうね。達筆の子結構いるわね。」と笑顔で答えてくれました。「でも、金井先生見てください。名前の上に学年を書くことになっているんですが、私は“九年”と書くようにあんなに言ったのに、“中三”と書く生徒が数名いるんです！ほんとに聞いていないんだから・・・」とぼやいていました。
そこで、私は「あ、ホントですね。でもまあ、いいじゃないですか。どんなに言っても聞いていない生徒はいますよ。展覧会に出すわけでもないし、提出しているわけですからね。それに、職場でもそうじゃないですか。どんなに言ってもきいていない教員いますよね・・・・。」と話をすると、「まあ、そうね。」といってお互い大笑いしながら書初めを眺めていました。とても気持ちの良い時間でした。
中学生のとき、書初めは書く言葉がなんで限定されるんだろう。それぞれ好きな字を書いたら周りと比較されなくていいのにな、とに思っていたなぁ・・・。
