かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

都立の過去問から・・・

 12月に入ったので、授業の内容として、都立の問題を入れるようにしました。と、いっても、最初の問一(計算問題)レベルの基礎的な内容です。ただ、都立の数学は、そのそれだけで46点もあるので、馬鹿にできません。そんなことを生徒に話しながら、課題に組み込みました。今回の課題は、「都立の問一問題の2年分を全員解けるようにする」ということです。

 最近の私の動きは、生徒の様子というよりも会話に注目ができるようになってきました。よく聞いていると、「因数分解二次方程式の違いって何だ?」「二次方程式は、因数分解をしてから解の公式にあてはめればいい。」「何で有理化をしなければならないんだ?」「10以下、10未満、10よりちいさい。で、10が入るのはどれだ?」といった内容でした。生徒たち自身で、自分たちで問いをつくり、何が大切な内容なのかを、あーだこーだと確認していたのです。

 そして、「質問に正しく答えないと正解にならないよね。だから、問題文をしっかりと読むことって大切だよね。」と授業の終わりに話をすることが出来ました。公立の入試問題の活用方法の一つがわかりました。

 まぁ、入試は、難しい問題を正解するよりも、いかに基本的な問題を落とさないか、、、、ということが大切なんですよね。