かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

学年の中での『学び合い』

 本日は、私立の進路相談の資料作りを7人の先生で行いました。私立の単願と併願を合わせると、だいたい120人くらいのデータを処理をすることになります。改めて、東京にある高校の数の多さにびっくりです。

 資料作りの段取りは、若手の進路指導主任に任せました。「資料を封筒に入れて月曜日に送付できるようにする。目標6時!」ということが、今日のゴールであるということと、簡単なががれを説明して始めました。私は、人に聞かれたら答えるというスタンスで、自分ができることをやりました。

 仕事をしながら、全体を俯瞰すると、資料整理が得意な先生、ミスしそうな点を気付いて周りに伝える先生、必要な資料をすぐに集めることが出来る先生、そして、場を明るくする先生・・・と、それぞれの得意なところを生かして資料の作成をしているのです。進路主任が全体の動きをみながら確認をするタイミングもよく、いつの間にか終わっていました。

 過去を振り返ると、私は、マニュアルに沿って、その通りにならないと逐一指示をだしたり、やり直しをしてもらったりして、イライラしながら進めていたことを思い出しました。『学び合い』のセオリーでは、個人を動かすのではないんですよね、ゴールを明確にすることによって、集団がそれを達成さえすれば、過程は関係ないんですよね。そして、能力が高い人に対しては邪魔しない・・・そういうことなんですね。今の学年の先生方のチームワークの良さに感謝です。

 

 終了時刻は、6時15分過ぎです。15分すぎてしまいました。何もなければ、学年で飲みに行くんですけどねぇ~。