かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

【偶然は必然?】

【偶然は必然?】オンラインゼミの振り返り
 クランボルツ「計画された偶発性理論」によると、どんな職業に就くかは8割は偶然によって決まるということ。では、キャリアプランをたてる意味はどんなことなのか。 という問いに対して。
 そもそも、計画的に仕事をするということの意味は、「学生」と「大人社会」で異なる。何月何日までにこれを仕上げて、何月何日にこれを仕上げる。これは、学生の時代の計画的な仕事。一方、有能な人に対してではあるが、大人社会では、後から後から無計画にいろんな仕事が入ってくる。だから計画を立てても、もろくもくずれてしまう。だから、大人社会での計画的に仕事をするという意味は、目の前の仕事をすぐやることである。だから、計画的というのは、計画をたてることではなくて、今やるべきことをやって、今改善すべ方法をやるということ。
 キャリア形成も、計画をたてることはいい、でもどのよう状態になったとしても、それに対応した何かをし続けることが重要。最高の方法は、多様な方法で柔軟にやり続ける。多様、柔軟、続ける、この3つの要素があったとき、それが一番最高の解決策である、
 そして、重要なのは何かというとそこに至るプロセスの問題ではく、最終的に到達すべきものなんだ。それは、「そこそこの給料で家族と生活すること」が幸せだ、ということがわかることがキャリア教育で一番大事なことだと思う。この最終的なディスティネーションを示すことで、教師がいちいち調整しなくても、ほったらかしにしても、こどもたちは無理せず自分の人生をつくりあげることができる。わかっているやつがいるので、そいつとつながっていればなんとなくそうなんだなぁって納得する。
 キャリア教育で計画を立てることは、意味がないわけではないけれど、それよりも、「幸せ」とは何かということを常日頃から考えさせておくことがより効果的であることがわかりました。
さらに、西川先生ご自身のキャリアの話も聞くことが出来ました。その中で、「失敗はたくさんしたけれど、その失敗したことを後から考えるとよかったなと思える未来になるように努力をし続けた。」という言葉に勇気をもらいました。
 そして、「伊奈 かっぺい」というタレントも紹介してもらいました。なんだか、オヤジギャグっぽくて好きです・・・・。