【「質問」をすることで・・・】
先日のオンラインゼミの振り返り。
「自己肯定感を育てるには?」という質問をしました。
自己肯定感は、「あなたが、自分に対して肯定感を持っている」ということ。これは、事実として、そう思える人もいる、そう思えない人もいる。「私なんて、あれもできない、これもできない・・・・。」そんなことを言う人に自己肯定感を持てなんていっても無理な話。ただ、その人のいいところを認めてあげることが出来る集団の中にいれば自己肯定感はできる。例えば、「〇〇さんうまいね。」「〇〇さんがいると助かるね。」「〇〇さん、ありがとう。」と言える集団。だから「学び合い」セオリーだけど、“すべての人”に自己肯定感を持ちなさいということではない。それはできる場合もあるし、できない場合があって、だいたいは、できなない人が多いかあら、この集団を変えましょう。この集団を変えれば、おのずとみんあそういうものを得られるんじゃない、と考えるとしたら、互いを肯定的にみられる集団であれば、その集団にいるひとたちはきっと自己肯定感を持てるよね。
実際の話だけでなく、アーカイブで、回答を聞きましたが、「なるほどなぁ」、と思いました。さらに、「すべての生徒に同じことを身に付けさせなければならない」という、私の思考の傾向が、質問をすることで浮き彫りになりました。「そんなことできないことの方が多い」と自覚することで、マイナスの思い込みや必要でない思考を捨てることができたのです。まだ全部ではないですが・・・。そして、「個人よりも集団に目を向ける」という新しい思考にアップデートしているなぁと気づきました。
今さらながら「質問」することの良さを実感しております・・・。