かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

オンラインゼミ感想(その2)

 研究をするときの視点として、“再現性が高い”かどうかということを意識すること。

 言われてみれば、納得です。特に研究授業では、その授業の目的があり、その目的に達成するための授業を提案するわけです。だから、その授業を誰がやっても同じようにできれば、授業の目標を達成できることになるわけです。

 ただ、今まで、色々な研究会に参加させてもらったし、自分も実践してきました。素敵で尊敬する先生の授業を参観したり、その授業の分析をしたこともあります。その後の授業討論は、盛り上がり刺激を受けたことや授業のつくり方や発問のタイミング、生徒の言葉の取り上げ方などを学んだ記憶があります。その後、自分で同じように授業を組み立ててやってみても、ほどんどその通りにならなかったことを思い出しました。もちろん、自分の能力というか、教材の理解や進め方に問題があって同じようにできないとは思いましたが、できない自分に対して、自信を無くしたときもあったのです。

 で、ゼミでの中での回答は、授業設計をしているその先生のセンスと能力に依存する、ということです。それと、教師が授業をコントロールする授業では、それを設計した人以上の思考以上のレベルには達しないということです。

 そんなことを考えながら、自分の職場の研究において、“再現生”という視点で取り組んでみようかとも思いました。そして、集団を見とる『学び合い』は、再現性が高いようなので、それとなく研究主任につたえようかと思いました。

 

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