かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

「自分の居場所」が、自分の人生を決める・・・

 仲間が紹介していたこともあって、蓮村俊彰さんの「それでも今の居場所でいいですか」を読みました。蓮村さんは、過去にバックパッカーとして世界中を旅して、仕事上も様々な国・地域と関わったことがある人です。

 

この本を読んで、「「自分の居場所」が、自分の人生を決める」、ということがとても腑に落ちました。

 

この本は、「本当の幸せ」を手に入れるための方法について書かれているのですが、『あなたが人生について感じていることすべては、ほぼ「あなた以外」が決めている。そして、それは作り変えることができる』という考え方が、今まで読んできた本とちょっと違うんですね。私は、自分の人生で起こる様々な出来事は自分のせい、と考えてきていたので、それは単なる思い込み・・・ということのようです。

 

「あなた以外」というのは、「自分の居場所」であり。「あなた界隈(かいわい)」とこの本では書かれていました。

 

そもそも、「幸せ」とは、その人の「幸せの器」が、日々の生活から得られる実感によって、いっぱいになっているかどうか、その程度によって決まるということで、その器の形や大きさを決めるのは、「あなた界隈」ということ。

例えば、「幸せ」と思う人と付き合えば、幸せになれるということなのですが、そのような人と巡り合うためには、多様で多数の人とつながること、色んなコミュニティーに参加すること。つまり、自分から行動をしなければならないんですね。そして、「手段の目的化の罠」にはまらないよう、「どう生きたいか」というビジョンを持ちながら、限りある時間の自分の生活をマネジメントすることが大切だ、とも書かれていました。

 

私は、今の職場だけに居場所を置くのではなく、様々なコミュニティーに参加することで、様々な人と出会うことで、自分のマインドが変わってきたことを考えると、「自分の居場所」によって確実に運命は変わったなぁと実感しています。共感しまくりの本でした。

紹介してくれた仲間に感謝ですね。