かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

マインドを変えていかないと・・・

オンラインゼミ(https://bit.ly/3lMsgHn)での自分の質問に対して②・・・。

 

〇 小学校からの引継ぎが上手くいかないで、連携というか小学校からの引継ぎが全くされておらず、中学1年生のときになって、事件が起こると保護者から「それは引き継がれていないのですか」みたいなことを言われてしまうことが6月になって表れています。そういうことがないようにするのは、どのように小学校の先生に呼びかけをしたほうがいいのか?

 

そんなことを全部引き継いで、クラス編成できるのか。同じクラスに言われたらどうする?無理だね。「教師に、その子、そのことを解決できる力はない。」と何回も言っている。

 例えば、クラスに仲が悪い子がいる。そのすべてに対応できないでしょ。2人いたら2倍じゃない4倍複雑になる。多くの先生方が一人一人をよく知って、一人一人の子どもに寄り添った指導をすべきだと思い込んでいる。でも、そんなことわかるわけない。だって、その子たちでいざこざがあったとして、その原因の本質的はわからない。で、第一、2人からみえる原因は、それぞれ違っていてそれぞれ正しい。それを聞いた場合、どっちの立場に立つのか。知ったってしょうがない。「教師に、その子、そのことを解決できる力はない」。でも、「集団を変える能力はある」。

 

 これば『学び合い』のセオリー。2人のいざこざをなくすようになんとかしようとするけど、それは無理。当事者じゃなくて、周りが「やめろ」ていえる集団をつくるのが本来。また、それは「あなた(教師)が、見えている問題」で、実は見えていない問題もいっぱいある。結局、教師が見えている問題に関わり過ぎてしまうと、目ない問題をおそろかになってしまう。だから、それを見えないようにした方がい。何も知らない方がいい。

 その代わり、問題があったからではなく、一貫した集団作りの方針を示せばいい。保護者からは、丁寧に聞けばいい。結局は、「おいやめろ。」とえいるクラスにするしかない。

 

 「小学校の引きづぎの仕方」について、ちょっと中学校も小学校もマインドを変えた方がいいような気がしました。過去に起こった人間関係や性格などをほど細かく書いたものがあったとしても、それをすべて活用できるわけない。子どもに偏見を持つよりも、フラットで見た方がよいのではないかということです。中学校側が、その子がどういう子であるかなんて、知ってしまうと思い込みで指導してしまう恐れがありますね。まあ、アレルギーとか家庭環境など、命に関わることは必要ですね。

 公立中学校にくる生徒は選べない。入学する生徒でやるしかないんですね。教師は、きた生徒を正しく導くこと。健全な集団をつくることをすればいい・・・・。そう思いました。