夕食後、家の中で携帯電話がどこにあるのかわからなくなってしまいました。家に帰る途中で、携帯電話を使ったので、確かに家にあることは事実です。私が困っているのを見て、妻、娘、息子が一緒に探してくれました。妻が気を利かせて、電話をかけてくれました。そしたら、バイブ音がなるので、そのあたりを探しました。探していると、息子が「ねぇ、あった？」と聞いたので、「ないんだよ！！あるはずない所から音が聞こえるなんておかしくない？」と、ほぼ息子が犯人のような決めつけた言い方をしてしまいました。そしたら、すぐに玄関の下駄箱の棚の中から見つかりました。
そういえば、雨だったからカッパをきていて、それを脱ぐときに携帯電話をその場所に置いたなぁと、思い出しました。と同時に、妻から、「なんで〇〇ちゃん（息子）の正のような言い方をしたの？」と言われ、娘から「あー冤罪だ、冤罪だ」と言われました。即座に、息子に「ごめんなさい。悪かった。」と息子の方を見て謝りました。息子は、「だから僕じゃなかったでしょ・・・。」と寂しい顔で言ったのは忘れられません。やってしまった・・・、そう思いながら周りの空気が重たくなりました。そしたら、娘が「まあ、パパは、人間1回目だから仕方ないよ・・・。」と。息子は「そうだね、パパ人間初心者だもんね。」ですって。空気がガラッと変わって、息子にもう一度謝って、なんとかその場は収まりました。子どもたちに助けられました。
人を疑う前に、自分をしっかりと疑うこと。人を疑がっても、いいことないですね。仮にそうであっても、決めつけはいけないです。日頃生徒に「誰かのせいにするな」と言っているのに・・・、自分ができていないな。そんなことを今日気づかされました。
それにしても、人間１回目かぁ・・・。子どもたちの方が、実は、私よりも人間を数回やっているかもしれないですね。そういえば、妻が、「明日は、どんなデザートが食べられるかなぁ？」ですって・・・。妻も、人間１回目かな。
