かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

大人から謝ることも・・・・

  昨日の夜のことです。娘がもうすぐテストというので、試験勉強をするから手伝ってほしいということでした。もちろん喜んで!と、いうわけで、リビングで娘の横で質問をうけながら進めました。これまでの経験から私からの説明は短く端的にして、娘からの質問に対して、その質問をすることで、娘の思考を整理していこうと考えました。

 最初は、順調だったのですが、1時間が過ぎるころになると、さすがに飽きてきた様子が見受けられたのです。で、ある問題を解いている時、「わかんないやぁ。うーん。ダメぁ・・・」という事を言いながら問題を見ているだけだったので、「何やってんの?やる気あるの?」と、言ってしまいました。

 そしたら、「わかんないから、考えているんでしょ・・・・。そんな言い方ないんじゃない。」と、怒られてしまいました。そういうつもりで言ったわけではないんだけどなぁ・・・、と思いつつ、娘に「わかんなかったなら、パパに聞けばいいじゃん。」と追い打ちをかけてしまいました。その後は、もう勉強どころではありませんでした。娘は、怒って部屋に閉じこもって泣いてしまいました。

 あぁ~、やってしまった・・・と、思いながらリビングに一人取り残されました。心の中で、もう少し待てなかったのか、また、違った言い方ができなかったのか・・・。教えてもらおうって、主体的に学ぼうという姿勢があったのに・・・・。

 そんなわけで、寝る前にドア越しに「こめんね。言い方悪かった。おやすみ。」と謝りました。もちろん娘は無反応。次の日朝、先に娘が起きていたので「おはよう。あんな言い方してごめんね。」と、もう一度謝りました。そしたら、娘は、「いいよ。私も、泣いてごめんなさい。数学を教えてくれてありがとう。今日また教えてね。」という反応。私はかなりホッとしました。

 親も大人も完璧ではありません。だからこそ、大人がミスった場合は、それが対子どもであっても「ごめんなさい」が言えるようにしないと、その子どもは「大人は謝らなくてもいい」とインプットされてしまいますね。

 そんなわけで今日も、テスト勉強をお願いされました。同じミスをしないように・・・・。