本日は学び合いサークルの日。なんだかんだと、1か月ぶりです。今回は、読書会ということで、竹中直人さんの「<叱る依存>がとまらない」について対話をしました。
この本では、「叱る」という行為の本質を、科学の知見や社会で起きている出来事をもとに見つめ直すことで、<叱る依存>を回避するためのヒントが書いてありました。
この本の中で、
〇きつく叱られた経験がないと打たれ弱くなる
〇理不尽を我慢することで忍耐強くなる
〇苦しまないと人は成長しない
と信じている人がいるが、それは違う。「𠮟る」には、人の学びや成長を促進する力がない、と言い切っています。それでも叱ってしまうのは、依存なんだ、とまで書かれていました。
参加した仲間との会話で、この本を読んでから「叱る」ことが減ったということ、また、今まで「叱る」ことに依存していた、、、等、この本に書いてある内容は、ほんとその通りだということ。そして、人間は、放っておくと「叱る」ことに依存してしまうから意識する必要があるんだということ。なるほどなあと思うことがほとんどでした。
他人と話をすることで、自分になかった視点に気づくことができました。次回もまだもう一回あるということですので、深読みをしようと思いました。
この本は、面白い!!紹介してくださって感謝です。