かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

オンラインゼミの振り返り(10月その1)

0月1回目のオンラインゼミの振り返りです。気になった内容をまとめました。
 
〇 『学び合い』の子ども観「子どもは有能である」というのは・・・
 正確にいう個々の子どもたちではなく、有機的な子ども集団は有能であるということ。どれほど有能かというと、例えばクラス30人とすると、子どもであろうと大人であろうと、24時間は同じ。一人の大人に比べて30倍時間を使うことが出来る。具体的に、学校でやっている学習指導要領にのっとった課題への取り組みは、30倍の時間を使うことが出来る。また、発想の豊かさなどが一人の教師の30倍豊かであり、新しいものが出てくるという可能性はある。そして、子供の心に触れるとか、つながれるとかといった能力については、年齢が離れた大人よりも同世代の子どもの方がつながりやすい。相性からも、一人の担任教師と相性があう場合よりも、30人の中で相性が合う確率のほうが高い。
〇『学び合い』での課題設定
 『学び合い』の課題設定の仕方は、一番できる5人の生徒を考えて、まあ出来だろうと考えて設定する。できるかできないかは考えていないで、「すべきか」「すべきではないか」で判断をする。できないことを考えるのではなく、できた時のメリットに焦点を当てるようにしていく。
 一人で取り組むよりも、30人の子どもがいれば、彼らにゆだねた方が、物理的な時間や機会が確保できます。また、考え方も、多様化できるということで納得です。そして私は、一番できない生徒を考えて、「大丈夫かなぁ」と思って課題を考えていたので、考え方の切り替えをしてこうと思いました。さ、無茶苦茶な課題を出してみよう!!