かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

ながさき平和の日

 今日は、8月9日(月)は、長崎に原爆が投下された日で長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典がありました。先日の6日にも書きましたが、忘れてはいけない日ということで、家族で話題になりました。その中で、娘から「何で2つも原爆が日本に落ちたの?」という質問がありました。戦争を終わらせたければ、1つで十分だったんじゃないの、ということです。私自身、どんな理由で原爆が使用されたかなんてわからないし、何が正しいか判断できないので、「そうだねぇ~、どうしてだろう。」と答えるしかありませんでした。

 そこで、昨年読んだ、小手鞠るいさんの『ある晴れた夏の朝』を娘に紹介しました。広島・長崎に落とされた原子爆弾の是非について、アメリカの高校生たちが意見を交わし合う設定です。歴史的なことも書いてありましたが、意見が対立する相手を尊重することの大切さ。正解のない問題を考え続けていくことの重要性についても気づかされました。「その本を読んだ後、今の質問に対してどう思ったか教えてね。」と言って娘に本を読ませるきかっけをつくった一日でもありました。