昨日の講演会は、鳥浜トメさんのひ孫である鳥濱拳大さんによる、特攻隊員の語り部を体験しました。若くして特攻に出陣する兵隊さんの遺書は残されていますが、検閲があったため本心は書かれていません。そんな兵隊さんの心情や検閲されなかった手紙の紹介・・・・。そして、八千代食堂の玉子丼に秘められた思い・・・そんなことがあったのか、知りませんでした。
赤塚先生の公演会では、日本の起源と古事記について、明治天皇の教育勅語に込められた願い、戦時中パラオでおこったこと、そして、パラオの国旗の意味について・・・、私が学んだ歴史以外のことだったので、知りませんでした。
魚は水が見えないように、日本人は日本がわかっていない・・・。
もうすぐ私は半世紀を生きようとしています。耳に入ってくる情報、目に見えている情報がすべてというわけではありません。また、それが正しいというわけでもありません。「知らないことを知らなかった」ということが、まだまだあるということなんですね。しかも、思い込みもあるということも・・・。
だからこそ、多様で多数の人とのつながることで、物事を多面的に見れるように、そして、自分は何を感じ、自分で考えることの大切さを感じました。
そんなことを、一緒に行った娘と話しました。
ありがとうございました。
