かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

かないの軽重?、いや「かなえの軽重」だって・・・

 月2回行われる、オンラインゼミ(https://bit.ly/3lMsgHn)はアーカイブで何回も視聴することができます。ゼミの後にもう一度聞いたりすると、自分の質問の内容を確認できることはもちろん、仲間の質問も聞くことができるので、結構便利です。

 で、ふと、西川先生が質問の回答を聞いていると、初めて聞くような言葉がちょこちょこあることに気づきました。その時は何となく前後の話題で、気にしていませんでしたが、アーカイブでもう一度聞いてみると「何だ?」と言った感じです。(例)はゼミでの使われた文です。

 

〇「歯牙にもかけない」→それほど取るに足らない。 問題にしない。 相手にしない。

〇「浅薄(せんぱく)」→知識や考えが、浅く薄っぺらなこと。浅はかなこと。

(例)結局、その先生は、ひげなんて、歯牙にもかけない。自分のアイデンティティはひげとか服装などではない。自分の浅薄(せんぱく)さに気づいた。

〇「準拠集団」→人の価値観、信念、態度、行動などに強い影響を与える集団のこと

(例)多くの働いている人は、職場が準拠集団、専業主婦はママ友が準拠集団。

〇「かなえの軽重」→統治者を軽んじて、これを滅ぼし、代わって天下を取ろうとすること。

(例)管理職がそこで「俺は知らない」と言ったら、全職員からかなえの軽重が問われる。

 

 今後、このような言葉を使うかどうかわかりませんが、「知っている」ということで、いつか知識と結び付くかもしれません。しれっと日常会話で使えるようになると、カッコいいなあ・・・、憧れるなぁ・・・。そういえば、『男子、三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ』という言葉は、いつのまにか偉そうに後輩の前でつかっている・・・。このゼミで知って、授業で生徒の反応を見ながら話していたことを思い出しました。