かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

「嫌われた監督」から・・・

やることがたくさんありましたが、「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」を1日かけて読んでしまいました。タイトルにひかれました。落合監督は、中日ドラゴンズの監督を務めた2004年から2011年までのの8年間でリーグ優勝4回、日本シリーズには5度進出し、2007年には日本一になりました。勝っていたのにも関わらず、解任ということで驚いたのは事実です。
 特に、私が覚えているのは、2007年の日本シリーズ第5戦のことです。完全試合目前だった中日ドラゴンズのピッチャーの山井大介岩瀬仁紀へ継投させた出来事が印象的でした。継投しないで、そのまま山井でいったほうが、勝っても負けてもいいわけができる。しかし、それをとらず、継投をした。負けたらとんでもないリスクを背負う。しかし、「勝ち」にこだわるゆるぎない信念を読み取ることが出来ました。プロだからこそ、個人のタイトルよりもチームの優勝をとるという、「結果が第一」なんだということ、厳しい世界だなぁと感じました。
 好かれる監督と嫌われる監督、どちらが良いかと言えば、前者だと思います。でも、好き嫌いという感情で動くのではなく、契約通りに勝ちにこだわる、このような考え方をしないと指示がぶれるような気がしました。教員という職業に置き換えても同じことが言えるのではないかとも感じました。いやー、深い・・・・。
 さらに、落合監督の言葉の一つ、「プロの世界に「ここまでやればいい」という終着点はないんです。だからこそ全員に期待をかけ、全員にさらなるレベルアップを求めます。実際、期待されれば人は変わるんです。」期待する!?、どこかで聞いた言葉です・・・・。

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