先日、私が良かれと思ってやったことが、相手にとっては嫌だった、という経験をしました。
それは、ある先生が行事の提案をした時、「何かあればご意見ください」と言われたので、いくつか気になったことを伝えました。ところが、その先生から感謝されるとおもいきや、不機嫌になってしまったのです。
家に帰り、なんだかモヤモヤしながら妻にそのことを話しました。「行事をより良くするために、自分の経験をもとに指摘内容は確認すべきことだと思ったし、提案書類の質を高めるためにしたのだから、なぜ不機嫌になったんだ・・・」と。そしたら、妻から、「あなたと同じようなレベルを求めたって、相手は対応できるとは限らないよ・・・」と、言われました。よくよく考えたら、一方的に自分の意見ばかりを言って、話をあまり聞かなかったし、指摘したことが批判的になってしまっていた可能性が高かったかなぁと思いました。
さらに、提案してくれた先生の努力を認めてから話をすればよかったし、「いくつか気になった点があったので、もし改善できそうなら一緒に考えてみてもいいですか?」というように、一緒に考えていくスタンスで聞けばよかったなぁ・・・と思いました。
色々と考えて、次の日その先生に「昨日は、一方的に指摘してごめんなさい。ただ、当日全体が混乱しないように、一緒に相談しながらやっていきましょう」と話をしました。そしたら、「わかりました。よろしくお願いします」ということになりました。
今回の一連の出来事は、ちょっと、私が調子に乗って自分中心に物事を考えていたことで起こった、やり取りだったなぁと思いました。「相手は変えられない」という事実があるにもかかわらず、無意識に自分と同じ考えでやってもらおうと考えていたということです。反省ですね。自分にとって嬉しいことが、相手にとって嬉しい、とは限らないんですよね・・・。まあ、私にとって良い経験になりました。今後のコミュニケーションでより良い形につながるようにしていこうと思います。