かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

人との出会いで人生は変わるものだ・・・

「木を植える男 ポール・コールマン 4万2000キロ徒歩の旅」を参考図書としてBook Cafe に参加しました。

 

 上流階級に関わる優雅な暮らしを捨て、世界中で植樹を続ける。戦争で犠牲になった人のため、森林破壊を食い止めるため。内戦のサラエヴォ、ライオンが潜むアフリカの草原、嵐の中の断崖絶壁…。徒歩の旅は危険もあるが、行く先々では食べ物や宿を提供され、人々が温かいもてなしで迎えてくれる。壮大なミッションにもかかわらず笑顔を絶やさない、心優しき男の半生。(本の帯から)

 

 今回は、なんと著書である菊池木乃実さんから話題提供がありました。

 

 20年前にこの本を出版するまでの話や本をつくったときの思いを聞かせてもらいました。ご主人のポールさんとの出会いで、今やっていることが、どういう結果になるかは分からないけれど、「良いことも悪いこと」も、自分の人生につながっていることが後になってわかるということ。「正しい動機であれば宇宙が助けてくれる」ということ。また、「手放す」ことで、新しい何かを掴むことができる。例えば「お金を手放す」ことで、お金に固執することなく自分のやりたいことができるし、必要なお金はまわってくるということ。そして、「運命って不思議」とも話していました。人との出会いで人生は変わるものだということを、ご自分の体験を持ってお話ししてくださいました。

 

 さらに、ポールさん本人も参加してくださり、「なぜそんなに歩き続けることができたのか?」という問いに対し、「美しい地球」というビジョンがあり。そして旅の途中、出会った人や自然が助けてくれるということ。「暗くなってもかならず希望がある。」という思いがある。それは、サラエボで爆弾が降ってきていても、「木を植えたい」と願っている人がいる。戦禍であっても、人々は笑って生活をしている姿を見てそう感じた・・・・。

 そして、人に騙されて傷ついても、人を信頼することを諦めない。それは、してもらった善意を信じているからだ・・・。等、様々なエピソードをがありました。

 

 このイベントを通じて、自分の生き方を考えさせられました。いかに自分が小さい人間なのかということも感じました。そして、いつもお二方は、素敵な「笑顔」で話をしてくださったことがとても印象的でした。「笑顔」‥‥大切ですね。

 

ありがとうございました。