かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

ビジョンはやっぱり大切・・・

先日、「学校&教育UPDATE Group」が主催する【先生いらずの授業づくり入門講座】として、小学校指導教諭横田富信先生による「自律した学習者となるための社会科学習の進め方」に参加をしました。

 

 横田先生は、「教師の手を離れても学び続けられるようになってほしい」という願い(ビジョン)があって、「学習を通して、子どもを自立させていく」ために、教師がすべきことは何か?という問いを持ちながら実践をされています。

 自律した学習者の定義を「自分で目的を見出し、実践しようとする子」とし、そのような子を育てるために①係活動、②学び合い③深い学び、④全員参加 を柱にして取り組んでいます。特に①と②では、朝の学活や算数の授業を例にして、教師が前面に出ない場をつくり、学級を子供がつくる経験をさせたり、支え合い高めあう経験、自由な場で秩序を保つ経験をこともたちにさせることで、自治的意識を育てることを目的にしていることがよくわかりました。そして、③④については、実際の社会科の単元での実践例を挙げながら一斉授業と個別最適型の授業を使い分けて行っていました。やはり、全員参加をするには、個別最適型でなければ難しいようです

 

 この講座をうけて、やはりビジョンの大切さを改めて感じました。私は中学校の数学を担当していることもあり、やはり、授業でそのビジョンの達成をすることが一番効果的だと思いました。また、横田先生の教材研究についても少し考えさせられました。私も『学び合い』の考えを深化させて、自分のスタイルを確立していこうと勇気をもらいました。

ありがとうございました。