かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

資料に込められた思い・・・

本日は、学び合いサークル。

Society 5.0の実現に向けた 教育・人材育成に関する政策パッケージ(案)

【CSTI教育・人材育成WG最終とりまとめ】を読んで話しあいました。

2回目だったのですが、かなりボリュームがあって、1人では絶対読まない資料です。細かな現状分析がされているので、何が課題であるかは、よく整理されています。

 

今回は、後半部分について話題にしました。特に、「STEAM教育」を持続可能にするにはどうしたらいいのか、ということについて深堀りをしました。まぁ、書いてある資料には、それに対する方向性が書かれていましたが、実際、我々一教員は何をしたらいいのか?教室内であれば、なんとかできるが、外部の人とつながるということになると、他のクラスとそろえなければならないので、そこまで手間をかけるわけにはいかない・・・。

 

確かに、「こうだったらいいな」ということはたくさん書いてあるけれど、それはなかなか現実的ではない部分があります。また、抽象すぎてわかる人が少ないのではないか・・・。そんな、意見も出てきました。しかし、対話をしていくうちに、書いてある内容が具体的だと人はそれしかやらなくなるし、考えなくなる。だから、もしかしたら、この資料は、現状をかえたいイノベーター、アーリーアダプターの人がわかればいい。そんな、メッセージがあるのではないか、ということになりました。

 

ん?このことって、「集団への語りの上位2割の人に話す」ということと同じ理屈かもしれないと気づきました。また、「進撃の巨人」ではないですが、壁の外を見に行きたい人、つまり、今の現状を変えたい人に対する、メッセージなのではないか・・・・、そう思いながら会を終えました。

今日も楽しかったなぁ、ありがとうございました!!